和の花嫁衣裳

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秋は「和」の結婚式に人気のある季節。
お申込みいただいている和婚の準備を、少しずつ進めています。
外国風パーティも素敵だけど、和婚だって負けないくらい魅力的で、大好きです。

神社での挙式や料亭の披露宴をご希望の場合
花嫁さまは白無垢や色打掛、引振袖をお召しになることが多いのですが、
和の花嫁衣裳は見目にとても美しい上に、深い意味のある小物がとてもたくさん隠れています。

綿帽子(わたぼうし)
白無垢のときの頭飾り。
美しい花嫁の顔を、花婿以外に見せないように着用します。
角隠し(つのかくし)
綿帽子と同格の頭飾り。
名前の通り「角を隠して従順に従う」という意味を持ちます。
筥迫(はこせこ)
懐に入れる、綺麗な装飾のついた箱形の化粧箱。
「お嫁にいっても、旦那さまのために常に美しく装います」という乙女心です。
懐剣(かいけん)
武家の女性が胸もとに入れて持ち歩いた小刀。
「いざという時は自分の身は自分で守ります」という、嫁ぐ女性の覚悟の表れです。

はこせこや懐剣は、現代ではかたちだけの飾りですが
和装の持つ奥ゆかしさは、こういうところから来ているのかもしれませんね。

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よく結婚式のうたい文句で「最先端の~が登場!」なんてありますが
古き良き伝統にはそれだけの魅力があるのだと、和装の花嫁さまを見るたびに感じます。

みんなにただ、よろこんでほしい。
そんなとき、誰かが用意した目新しさなんてきっと必要ないんですね。

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