初心

結婚式当日、
入場直前の数分間。

足りてないものはないだろうか、
搬入・設置し忘れたものはないだろうか、
重要事項はスタッフに全て伝えただろうか、あれは、これは・・・
あたまの中に100くらいのチェックボックスが一気に浮かび
それにものすごいスピードで✓をつけていきます。
この間、全身が震えるほど緊張しています。

すべてに✓がついて
新郎新婦の入場を笑顔で見送ったあとは
「いよいよ始まった!」という心地いい昂揚感と
「とうとう始まってしまった!」とそれ以上に高まる緊張感。

次はこの動き、その後はこれ、
なにか進行を抜かしていないかな、
ふたりは楽しそうかな?ゲストの反応は?
今の説明はこれでよかったかな、あれは、これは・・・
笑顔を絶やさず 心から楽しみながら動いていますが、
頭の中は常に、チェックボックスが浮かんでは✓ を繰り返しています。

結婚式はふたりにとって「一生に一度」。
当然 やり直しはきかないし、次回こそは もありません。

そんな昂揚感と緊張感、
一緒にふたりを支えてくれるみんなの存在、
笑顔で涙で 無事に結婚式がおひらきになったときの感動。
それが少しだけ伝わる、ショートムービーを作っていただきました。

Yohei & Miki wedding @Restaurant on the Canal Park

Special Thanks
Director:Tekkou Nogami(http://tekkou-nogami.com/
movie BGM:Tricolor(http://tricolor3.web.fc2.com/

—追記—

このブログを書いた日の翌日。
この映像を作ってくれた野上さんに
「たくさんの結婚式を作ってきただろうに
新郎からのお礼の言葉に本気で号泣してて衝撃を受けた。」と言われました。

言われて初めて気づいたけど、
たしかにわたし毎回、泣いてます。

無事に終わった安堵感や、
お客さまにお礼の言葉をかけていただいた感動や
ゲストやふたりの楽しそうな表情、スタッフからの優しい労い、
いろんなものに感動して、必ずどこかのタイミングで涙してるんです。

そしてそれが普通のことだとおもってました。
でも、それはすごいことだよ、と人に言ってもらえたことで気付けました。

映像前のブログでも書いたように、
「ふたりの一生に一度」を預かってるとおもって働いていました。
でも、ちゃんと「わたしにとっても一生に一度」になってたみたいです。

だからどんなにたくさんの結婚式を担当しても
たぶん絶対に慣れることなんてないし、飽きることもない。
ぜんぶぜんぶお客さまと同じ心で、楽しむし不安になるし感動もします。

ああ、うれしいなぁって。
わたしはこの仕事を大切にできてるんだなぁって。
あたたかい気持ちに気付けた、おいしいお酒の場でした。

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