人数/約35名
挙式/カトリック水の浦教会
披露宴/道の駅 遣唐使ふるさと館
ちいさな頃に遊びに来た下五島。
「いつかあの教会で結婚式をあげたいな」
そう夢見ていた女の子が 大人になって偶然出会ったのは、沖縄から下五島に移住した 笑顔のやさしいひと。
そして二人は結婚が決まり、その女の子は、夢見ていた教会で結婚式をあげることになりました。
まるで映画のプロローグのよう。
ちいさな頃の夢を叶えてくれる人と巡り合った花嫁さん。
1年の延期を経て3人家族となり、ようやく迎えた念願の結婚式の日でした。
披露宴は、ふたりが住む町にある道の駅レストラン。
それぞれ違う県で生まれ育ち、それぞれに五島へ意志をもって移住したふたり。
そんなふたりが暮らす町の景色を、ご家族やご親族にそのまま味わってもらうことができる場所での披露宴は、ふたりにとって意味のあることでした。
ふたりの夢は、この町で一緒にカフェをひらくこと。
その第一歩として、ちいさなウェディングケーキとたくさんの焼き菓子を準備し、披露宴で大切な方がにふるまいました。
そのときの楽しそうな笑顔がそっくりで。
違う場所で生まれ、違う場所で育ち。
生まれも育ちもそこでは無い場所で、一緒に生きることを決めたふたり。
その決意と、ともに過ごす幸せな日々が、ふたりをどんどん夫婦にしていったのだろうとおもいます。
花嫁さまのお色直しの着物を選び、当日真剣な眼差しで着付けをしてくださったお母様。
家族として一緒に涙をこぼしつつ、プロ根性でしっかりと最初から最後まで場を仕切ってくださった司会の妹さん。
そして、沖縄、福岡、そして五島、いろんな場所から集まったゲストの皆さま。
ふたりを囲むみんなが1つの家族のように感じる
本当にあたたかな結婚式でした。
ドレス:nina mariage(vintage03 アメリ)
撮影:photo serendipity
装花:chouchou fleur
和装&着付け:新婦お母様
司会:新婦妹様
ヘアメイク:Kumiko Hiramatsu