披露宴の半ば。
花嫁さまのご家族さまの席に置いてあるネックレスが
なんだか無性に気になって お声掛けをしたところ
亡きお母さまが身につけていたものだと教えてくださいました。
少しのお時間だけ 借りてもいいですか?
そうお願いし、花嫁の手紙を読むとき花嫁さまにおつけしました。
差し出がましかったかもしれません。
だけど 家族を心から大切にするふたりを見てきた私だからこそ
その瞬間、そうすべきだと感じました。
Location:TOU 30名
実は初めは 前撮りと挙式までのお手伝いの予定でした。
ですが 結婚式を目前に控えたタイミングで延期をすることになり
そのスケジュールの兼ね合いで 披露宴まで携わることになりました。
そして迎えた結婚式の日は
1月とはおもえないほどあたたかな日差しが差し込む日でした。
この日いっしょに作り上げた空気感や
穏やかだけど芯のあるふたりの魅力と ご家族へ愛情を
一生懸命に伝えた結婚式を思い返すたびに
お二人の結婚式を最後まで担当できたのは必然だった
そんなご縁だったように感じます。
なにもかもが、美しい1日でした。
suit:MARUBENI
wedding dress:nina mariage
color dress:Rosey ahprodina -chocolat-
photo:Sakata Masaki(taratine)
hairmake:Hiramatsu Kumiko(flat)
flower:glänta