「生きることは、いつの日か目を閉じること」
お仕事柄 そのことに日々直面しているふたりだからこそ
人前挙式では いつもとは違う表現で「結婚」を言葉にしました。
いつか目を閉じるまでの長い人生
手と手を取り合って歩める人がいることの幸福を
あらためて噛み締め 日々を大切に感じていただけるように。
家族7人でのちいさな結婚式は
ほんとうに大切なひと・場所・ものに囲まれた結婚式でした。
Location:seaside hotel tsuki-to-umi 7名
ご両親へのけじめとして、ご両親とちいさな結婚式を挙げたい
そう言ってニーナにきてくださったおふたり。
結婚式の舞台として選んだのは茂木にある「月と海」。
数十年前、花嫁さんのご両親さまが結婚式を挙げた料亭をリノベーション場所でした。
二世代、時を超えて同じ場所での結婚式。
お母様が当時のことを思い出しながら、笑顔で話してくださる姿が印象的でした。
そんなふたりの挙式では、始まってすぐにみんなが大号泣。
あんなに飄々とした新郎さんが、序盤から泣きすぎて
誓いの言葉が読めなくなってしまうなんて、誰が想像したでしょう。
家族愛に 親子愛に 夫婦愛に、たくさん泣いた結婚式。
少人数だから…という消去法でできあがった結婚式ではなく
少人数だからこそ叶えられた おおきな愛情にあふれた結婚式でした。
suit:MARUBENI
wedding dress:farbe
photo:Sakata Masaki(taratine)
hairmake:cherimo-hairmake
flower:glänta