とっておきのお知らせをしたいとおもいます。

実はわたくし。
2023年の秋から。
猫ちゃんとの暮らしを始めています。



古民家で暮らしたい、という夢を2022年に叶えて。
その古民家のまわりで野良猫をしていた2匹を見初めて、家にお迎えしました。

最初はただの野良猫だったんです。
家のまわりにいる数多の猫のうちの2匹でしかなかったんです。
なんなら犬派だったので、猫にはそこまで興味がありませんでした。

だけどある時から、毎朝 仕事にいくときに挨拶してくれて、夕方帰宅する時も挨拶してくれる、すこし太めの白黒猫がいることに気づきました。
だんだん愛着が湧いてきていたけれど、命に責任を持つということを考えた時、簡単に家族にする勇気は出ませんでした。

そんなある日。
その猫のなわばりにあるベンチに座っていたら、その太めの猫が、そろそろと遠慮がちにひざに乗ってきたんです。
撫でてみると、うれしそうにゴロゴロと喉を鳴らし、よだれを垂らしていました。
(猫は嬉しい時によだれをたらすことがあるんですって。)

おもわずぎゅっと抱きしめ。
ここでようやく、夫とふたり、お迎えを決意しました。


初めに、すでに懐いてくれていた、太めで甘えんぼうなお兄ちゃんを。
その1ヶ月後、ちいさいのに気が強くツンデレな妹を。

おなじ縄張りで身を寄せ合って暮らしていた兄妹猫を、2匹そろってお迎えしました。

わたしの名前には「はる」という言葉が入っていて、夫の名前には「夏」という言葉が入っています。
だから、お兄ちゃん猫は「あきくん」
妹猫は「ふゆちゃん」


そこから約2年。
日に日に愛しさが増す日々です。

毎朝、食いしん坊のあきくんが「朝ごはん!」と甘噛みして起こしにくること。
なんなら毎日、ごはんの時間の1時間前から「おなかすいた!」と怒ってゴリラモードが発動すること。
基本的にはマイペースなのに、ときどき思い出したようにわたしや夫のひざに乗り、顔をじっと見つめながら甘えてくること。


人馴れしてないふゆちゃんが、1年かけてようやく撫でれるようになったこと。
甘えることに慣れていなくて、甘えたいアピールをするときの鳴き声が「ギアァ」とダミ声なこと。
ブラッシングが気持ちいいということに気づいて、おでこを撫でたらうっとりと天をあおぐ顔が最高にキュートなこと。

毎日これでもかというほどの幸せをもらっています。

今回の人生で 母親にはなれなかったわたしに、まるでママのような気持ちを体験させてくれます。

はる、なつ、あき、ふゆ。

愛しい2匹と暮らす日々が、季節が、これからも幸福でありますように。
そして1日でも長く共にいれますように。

Category

Archive