人数:14名
挙式:ガーデン人前式
披露宴:田尾フラット(下五島)
「会いにゆくウェディング」
そう銘打って動き出したのは、2020年の夏のこと。
北海道の coco style wedding 荒井さんからのお声掛けをきっかけに、愛知の wedding lapple 東さん、そして長崎のわたしが集まり、1組のご夫婦の63日間をサポートする壮大な結婚式がはじまりました。
大切な方々が日本各地にいるふたり。
一堂に会するのもいいけれど、ふたりがお互いのルーツを辿りながら、大切な人たちに会いに行こう!その想いで、北海道、名古屋、そして長崎へ旅をしたこの結婚式。
荒井さん主導のもと各地のフリープランナーが連携を取り、ふたりの結婚式をサポートしました。
他のプランナーさんからバトンを受け継ぐという初めての経験。
ニーナのお客さまであり、だけどやっぱり、大切なお預かりものでもある結婚式。
もちろん毎回結婚式には緊張するんだけれど、いつもと違う緊張感のある準備期間、そして迎えた当日でした。
そこにいたのは
北海道で新婦さまのルーツと家族への感謝を
愛知で新郎さまのルーツと家族への感謝を
それぞれにしっかりと伝えてきたふたり。
ふたりと一緒に旅をしてきた両家のご家族さまはすでに1つの家族のように仲良しで。
当日初めましてのご挨拶をしたとき「この結婚式でわたしにプロデュースできることはない、ただ同じ時間を過ごすだけで最高の1日になる」と確信して、肩の力が抜けたことを覚えています。
五島の海と太陽をイメージしたお花。
北海道と愛知の結婚式の写真とともに、両地域の名酒を。
披露宴の中盤、太陽のしたでおこなったガーデン人前式。
焼き菓子ビュッフェとちいさなウェディングケーキ。
そしてここまで一緒に旅をして来たご両親さまから、ふたりへのお手紙。
海を渡ってサポートさせていただいた「会いにゆくウェディング」。
やさしい時間が流れた1日でした。
衣装・ヘアメイク:ご自身でお手配
撮影:itowa Photograph
装花:Chouchou Fleur
ケーキ:maisonCoffret
そして今回、他のフリープランナーさんのお仕事を近くで学ぶことができたことも、わたしにとってとても大きな経験でした。
抜群の統率力とスピード感で、先頭に立って結婚式を導く荒井さん。
背景のある提案と細やかなフォローで、結婚式を縁の下で支える東さん。
全くタイプの違うふたりから受け継いだバトン。
わたしはどんな風に結婚式をプロデュースできたんだろう?じぶんのことはわからないものですね。
とてもいい経験でした。
とてもいい結婚式でした。