このwebsiteをリニューアルすると決めたのは1年以上前。

まさか翌年いちばんいそがしいはずの季節に
こんなにも深刻なお話を書くことになるとは
夢にも思っていませんでした。

でもね 避けては通れないから
ここはわたしの本当に大切な場所なので
本音で書いてみようとおもいます。

新型ウイルスの流行で
ひとが集まることが良しとされない今
結婚式の開催が悩ましい状態が続いています。

今は収束を待つしかありません。
無事に収束すれば元どおりになると信じて。

でもじゃあ 収束しなかったら?
結婚式はこのまま「過去の遺産」になるのでしょうか。
それともかたちを変えて
結婚式という文化は残るのでしょうか。
その場合、一体どのように?
頭の中をいろんなアイディアが
ぐるぐると駆け巡っては
でも収束を信じたいから、と
必要以上に具体的に考えないようにしています。

ただ、収束したとしても
なんとなく結婚式のかたちは
完全に元どおりにならない気がしています。

みんな口に出さないけど
みんなが漠然とおもっていた
「結婚式業界って、このままでいいの?」
それを突きつけられたような感覚。

その理由をここで語るには
あまりにも複雑だし
いろんなひとを傷つけるかもしれないので
うまく言葉にはできないのですが
「結婚式はきっとこれから多様化していく」
ニーナを立ち上げるときに
漠然と感じていたことが
確信になっていくのを感じています。

ただ どんなにかたちが変われども
「結婚式」がなくなることはないと信じています。

だって 結婚式が本当に不要なものなら
きっともっと早くなくなっていたとおもう。

それは戦後だったかもしれない。
バブルがはじけたときかもしれない。
大きな災害が起こったときだったかもしれない。
有名な芸能人カップルが
「なし婚ブーム」を起こしたときだったかも。

それでも未だに
結婚式が文化として根付いているのは
人と人が出会い 夫婦となり
大切な家族や友人たちに対して
相手の人生に責任を持つ誓いをたてることが
どれだけ尊いことか きっとみんな
気づいているからだとおもうんです。

だからわたしはこの流れに逆らわず、
ステイホームをできるだけ楽しみながら
結婚式を再開できる日を心待ちにしています。

どんなかたちであれ ふたりに寄り添う
ウェディングプランナーがいれば結婚式はできる。

きっと、わたしはこれからもっと
結婚する新郎新婦にとって心強い存在になるとおもいます。
まずはその日まで 心身ともに健康でいないとね。

しっかり寝て
しっかり食べて
本を読み 音楽や映画を楽しみながら
できるだけ夫婦仲良く暮らしていきましょう。

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