気づけば3ヶ月ぶりの更新。
以前もこのblogでちらりと触れていますが、昨年夏の終わりに、築70年の古民家に引っ越しました。
夫と二人で購入し、約1年かけてリノベーションした家です。
とっても理想的な家で、心地よく暮らしています。
これだけ情報が溢れかえる現代において、家をリノベーションする時、私たちはインターネットやSNSでの情報検索はほぼしませんでした。
そこにはきっと お役立ち情報や参考になるアイディアがたくさんあるんだろうけれど、それは、そのときの流行だったり誰かの主観に基づいた情報。
わたしたちの暮らしにマッチするとは限らないとおもったからです。
そして情報をインプットしだすとキリがないし、きっと、あれも素敵!これも素敵!と欲が出てくるはず。
だから、限られた予算の中で本当に大切なことだけを叶えよう!と決めました。
そのために私たちがしたのは、信頼できるフリーランスの設計士さんにお願いしたこと。
そしてその設計士さんには
じぶんたちの予算上限と、理想とする暮らし方や生活動線。
こだわりたいところと そうじゃないところを伝えただけ。
大枠はほとんどおまかせしました。
そして出来上がった家は、それはもう私たちの生活にフィットしています。
設計士さんが違えば、同じ大工さん・左官さんを使ってもきっと出来上がった家は全く違うものになったはず。
そんな家づくりをしていておもったのは、これってまるっきりニーナマリアージュの結婚式!ということ。
こだわりは強い。
だけど理想をあげたらきりがない。
とはいえ大切にすべきところは大切にしたい。
それを、感覚が近いと思える信頼できる人に託したい。
プランナーが違えば、同じ衣装、ヘアメイクさん、カメラマンさん、司会者さんでも出来上がった結婚式は全く違うものになる。
だからプランナーはとっても大切だし、わたしと感覚が近いとおもってくださる新郎新婦さまにとって、わたしは絶対的に頼れる存在になるはず。
家づくり、これはわたしにとってすごくいい経験になりました。
そしてそれを通して自分の仕事への自信にも繋がりました。
愛しの、わたしたちの古民家。
きっとこれから夏の暑さ、冬の寒さ、老朽化した箇所の修繕、庭の手入れ、虫…虫…虫…
古民家の洗礼はたくさん受けるんだろうけれど
それも含め楽しんで暮らせますように!